遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

連絡協議会への要望に対する県教委からの回答

 8月10日付で県教委に回答いたしました連絡協議会参加可否の回答(2次)中にある要望について、去る9月5日に栃木県教育委員会より回答がありました。要望は連絡協議会への参加人数を複数人とするよう再度お願いしたもので、9月5日までの回答を要望しておりました。

回答内容

 以前より連絡協議会への遺族・被害者の会からの参加人数を複数人とすることなどを要望しておりましたが、それに対して県教委からの回答はゼロ回答でした。
 このゼロ回答に対して議論の結果、遺族・被害者の会からの参加人数を複数人とすることを再度要望し、この要望が聞き入れられないのであれば連絡協議会へ不参加といたしました。
 
 この連絡協議会への複数人参加要望に対する回答が今回の回答です。
 結局、回答は先延ばしとなっています。

 検討は進めて頂いているようですが、まだ詳細は決まっていないとのことなので、コメントのしようもありません。

回答
 那須雪崩生徒遺族・教師遺族弁護団から7月27日に頂きました「総合教育会議設置」の申入れの趣旨を踏まえ、過日提案した「高校生の登山等の安全確保に関する連絡協議会(仮称)」の設置に代えて、知事部局と教育委員会の共同による再発防止策の検証及び改善等を行うための組織を設置する方向で、検討を進めております。当該組織におきましては、那須雪崩事故遺族・被害者の会から2名の御参加を頂く方向で検討を進めており、内容が固まり次第、御連絡いたします。

 なお、昨年度に開催した総合教育会議では、那須雪崩事故を踏まえ、運動部活動における安全管理と今後の在り方について協議したところであり、「那須雪崩事故を教訓とした学校安全のための取組」は、その時の意見も踏まえて策定いたしました。今後、新たな組織で検証・改善が進められていく中で、総合教育会議の開催の要否については知事部局と検討いたします。

 また、連絡協議会に先立って予定しておりました9月上旬の説明会の開催については、現在、組織の設置を検討している状況のため、取り止めとし、改めて調整したいと考えておりますので御了承願います。

回答のPDFファイル

【回答】8月10日付け連絡協議会参加要請に対する回答(2次)


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