遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

2017年3月27日に発生した那須雪崩事故の遺族・被害者の会のホームページです。

那須雪崩事故は死亡者8名、重軽傷者40名の学校管理下では最大級の事故でした。

那須雪崩事故について

ゼロ回答 連絡協議会に対する要望

要望

 「連絡協議会参加要請に対する回答」(7月20日付)で要望いたしました連絡協議会に対する4点の要望に対する回答が7月31日に県教委学校安全課より送付されました。

 ほぼゼロ回答です。

 7月5日の県教委の説明会の場では、「連絡協議会のあり方や開催方法について、ご遺族の要望や意見もお聞きしたい」との申し出がありました。しかし実際には遺族・被害者の会からの参加人数を2~3人にするという要望さえ聞いていただけないという回答でした。一体どのような要望であれば聞いてもらえたのか逆にお聞きしたいものです。誰かに「遺族の要望に耳を傾けるべきだ」と忠告を受けたので、形式的に「遺族の要望を聞いただけ」で済ませたと思わざるを得ません。

 この回答を基に、那須雪崩事故遺族・被害者の会で参加可否を再度協議し、回答する予定です。

要望と回答内容

要望1

1. 連絡協議会とは別に、再発防止策の内容を議論し実践するための再発防止策のための組織を立ち上げることを要望いたします。連絡協議会のメンバーや目的を見ると、遺族が思う再発防止のための組織とは違っていると感じます。実施結果をチェックし、意見を言うだけの場となっています。

回答

 連絡協議会は、実施計画のチェックのみならず、意見交換を行いながら、再発防止策の内容も含め、様々な取組の改善検討を行うことを目的としておりますので、御理解願います。
 なお、連絡協議会とは別の組織につきましては、7月27 日に「那須雪崩生徒遺族・教師遺族弁護団」から「総合教育会議設置の申入書」を提出頂いたところであり、その対応について検討を進めているところですのでご了承願います。

要望2

2. 検証委員会委員からの参加メンバーは弁護士の田中先生を要望いたします

回答

 元検証委員会からは戸田元委員長に御就任頂く予定としております。

要望3,4

3. 遺族・被害者の会からの参加人数は1人ではなく、2~3人程度の複数人を要望いたします。
4. 遺族・被害者の会からは再発防止策実施の結果をチェックするだけでなく、再発防止策そのものにも意見を言わせていただきます。そのようなことができる場であることを要望いたします。

回答

 7月27 日に「那須雪崩生徒遺族・教師遺族弁護団」から、「総合教育会議設置の申入書」を提出頂いたところでありますので、7月20 日に頂いた要望内容と7月27 日に頂いた申入書の内容等を整理した上で、連絡協議会の進め方等を検討して参りたいと考えています。
 なお、連絡協議会への遺族・被害者の会からの参加につきましては、遺族・被害者の中から1名にご参加頂くことを考えております。

回答ファイル

回答ファイル


コメント

  1. AAA より:

    「那須雪崩生徒遺族・教師遺族弁護団」

    生徒と教師の遺族が同じ弁護団であることに驚きました。
    生徒は被害者側、教師は加害者側だと思うのですが?

  2. SMS-metal より:

    弁護団の結成=裁判と延髄反射的に考えている方には、
    教師と生徒の遺族が同じ弁護団であることに違和感があるかも知れませんが、
    雪崩の被害者という意味では同じ。

    さらに、新任の教員は、部活という制度設計がなされていないシステムの犠牲者
    でもあるわけで、その制度設計の不備がもたらす不利益は、生徒にとっても同じ。
    ゆえに、そこを問題と考えている人には、同一の弁護団でも違和感ありません。

    • AAA より:

      亡くなられたから被害者ということでしょうか?
      生き残った他の教師は裁判とは関係なく加害者側として責任追及されていると思いますが、理屈がおかしいですね。

  3. SMS-metal より:

    主催者と参加者を対峙させる視点(A)でみれば、亡くなった教員とて、高校生に対する引率責任があることは、形式論として、成立するのは当然です。しかし、今回、高校生のご遺族と、教員のご遺族が同じ括りでまとまったという「事実」は、高校生のご遺族は、亡くなった教員に対して、視点Aの形式においては、その責任を追求するお気持ちがないことの証左として受け取るのが、自然ではないでしょうか。むしろ、そのような気持ちにならなければ、同一の括りにまとまれるわけがないのですから。
     
    また一方で、高体連と亡くなった教員を対峙させる視点(B)も、存在しえます。高体連は、高校生の引率という重い職務を、雪山素人の教員に負わせるにあたり、十分な教育や訓練の時間を設けたのか、その内容はどのようなものなのかという問いです。これは事故を考える上で、極めて重要な要素ですが、検証委員会の報告書は、一切、そこに触れられていません。
     
    息子を亡くした親からみれば、なぜ、素人の先生が引率しているの?というのは素朴な疑問であり、その疑問は、教員の親であっても、同じです。同じ思いがあるから、一つにまとまった、ということでしょう。
     

    • AAA より:

      SMS-metal さんはご遺族、または何らかの関係者の方ですか?
      そうでないのなら、部外者の憶測による勝手な代弁はご遺族、関係者に対して大変失礼だと思いますよ。

      これは言わなくてもてもいいことですが、今後、引率教師陣が刑事責任を問われることになれば、亡くなられた教師も被疑者死亡のまま書類送検される可能性だってあります。