遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

事故から5年経った追悼式

2022年3月26日、昨年と同様に栃木県教育委員会、栃木県高等学校体育連盟、那須雪崩事故遺族・被害者の会の3団体の共催で那須雪崩事故の追悼式を開催しました。那須雪崩事故慰霊碑が建立され、初めて大田原高校で開催されました。

学校で開催する意義

那須雪崩事故は単なる自然災害や山岳事故ではなく、講師である教員が安全確認を怠ったために発生した人災であり、学校管理下で発生した部活動の事故でした。そのため、慰霊碑は学校に建立される必要があり、追悼式はその慰霊碑の前で実施することに意義があると思います。このことによって後世に正しく教訓が伝わり、学校事故防止につながると信じています。

慰霊碑建立に尽力いただいた校長を始めとした教員の皆さま、同窓会、PTAの皆さまには感謝いたします。また、追悼式開催に向けてご準備くださった教育委員会、高体連の皆様にも感謝いたします。


コメント

  1. 井川 治 より:

    ご遺族のみなさまに、早く安らぎのときが迎えられますように、お祈りします。当時の引率教員が、どんな気持ちでいるのか、慰霊祭に出なかったようですね。

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