遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

遺族・被害者の会発足のお知らせ

事故発生から1年となる3月27日に「那須雪崩事故遺族・被害者の会」を結成いたしましたのでお知らせいたします。

息子が亡くなるという事態に際して、私たち遺族は何も手につかない状態、何も考えられない状態でした。
それでもその時その場で動ける者が動き、手を差し伸べてくださる支援者の方々のお力をお借りしながら何とかやってまいりました。
要望書をとりまとめる者、以前あった雪崩の調査をする者、検証委員会に意見する者、
時には同じ隊で雪崩に遭った被害者である生徒さんの力を借りることもありました。

ただそんなことがなくてもみなで集まり、悲しみを共有するだけでもずいぶんと心が安らぎ、助けられました。
職場の仲間や親類でさえも分かち合うことのできない深い絶望を突き付けられ、光も差し込まない悲しみや苦しみを共有し、今後も助け合っていくことを誓いあって会は発足の運びとなりました。

会の名称

那須雪崩事故遺族・被害者の会

構成メンバー

事故当時大田原高校山岳部に所属していた遺族8家族と負傷した生徒の5家族で構成。

代表

遺族3名が代表を務める。

会の目的

遺族と負傷した生徒家族間の結束を図ることが第一の目的の目的です。
その上で、会としての共通認識は以下の2点。

  1. 悲しみや苦しみを共有して互いに助け合う
  2. 事故を風化させない取り組みを進める

 

 


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