那須雪崩事故は春山安全登山講習会という名の講習会開催中に発生しました。
もし、事故に至らず無事に講習会が終了していたとしたら、登山の安全技術を学ぶことができ、有意義な講習会となったのでしょうか。
私は疑問を感じます。
安全技術を身につけるどころか、安全を軽視する迂闊な登山者を量産しただけで終わってしまったことだろうと感じます。春山安全登山講習会をはじめとした講習会や大会などの行事を通じ、栃木県登山専門部の安全軽視の体質は受け継がれ続け、事故に至ったのだろうと思います。
そして顧問の教員らや栃木県教育委員会の態度や那須雪崩事故に対する対応から判断するとその安全軽視の体質はまだ受け継がれ続けており、連鎖し続けていると感じます。
検証委員会に「漫然と場当たり的」と評された体質も変わっていません。
コメント
バカの連鎖をとめてください 」大いに共感します。猪瀬氏は、公認スポーツ指導者資格の何を取得していたのでしょうか?
その講習内容は、雪崩の危険を教えるなどのことはなく、雪上の歩行などの技術を教えるだけだったようです。」ということは、安全管理ができていたのか、低体温の知識はあったのか、どのていどあったのか?事故のニュースを聞いた時、積雪が1晩で30cmあったならゲレンデでのワカンやアイゼン歩行、すそ野の斜面でピッケル操作など基本訓練に変更しなかったのか?疑問に感じました。結論は、雪山での基本知識がなかったようですね。
猪瀬教諭の会見での発言が本心からのものであれば、「あ、この人何もわかってないな。」ってのが私の感想でした。
でも、那須であそこまで登って雪崩に遭ったのは猪瀬教諭の指示ではないでしょうし、彼に責任はないと思いますよ(もちろん立場上、広義の意味での責任はあると思いますが)。