遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

息子達を忘れないで

息子達を忘れないで

以前、とある記者の方から事故当時の引率教員の方に取材をお願いした所、「その事はもう、 忘れたいんだ」と拒否されたと聞きました。

嘘でもいいから、「一生忘れない」や「心の片隅に記憶しておきます」などのコメントは言えないものでしょうか?あまりにもストレートというか本音と申しますか、息子や息子をこの世に送り出した親の存在すら否定されたように感じました。

息子を亡くしてもうすぐ一年が経とうとしています。

この一年、世間の方からも「山岳部に入部することを許可した親も責任がある」など、厳しい意見も聞かれながら、私自身も先生方を責めることよりも息子を守れなかったことや、自分が今生きていて、どうにか生活している事が心苦しく感じられます。家族も心に余裕がなく、怒りや悔しさから普段は言わないような言葉がポロポロ出てくることもあり、自分自身にもビックリする事があります。それでも教育関係者を責めることが多い中、ある方から「先生方も教え子を亡くしてつらいはず」との言葉を頂き、本当にそうであって欲しいと心から願いました。検証委員会をやったから、もう終わりではなく、自分達の足で歩き、現場を確認するなり、事故関係者の元を定期的に訪れたり、自分達の頭で考えて今後どうするかを具体的に説明して頂きたいと思います。

どうしても心が荒みがちですが、「先生も教え子を亡くしてつらいはず」とのコメントは有り難かったです。本当にそうであって欲しいし、息子達を守れなかった事を悔しい、取り返しのつかない事をしてしまったと心から感じて頂き、自分達の言葉や態度で示して頂きたいと思います。

 


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