遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

県教委への3度目の質問書に対する回答が届きました

2019年1月22日に提出した再発防止策に対する3度目の質問書に対する回答が届きました。
お願いした回答の期限である2月20日にメールで届きました。

2018年7月5日に再発防止策の説明会が開催され、その説明された内容についてそれ以前に2度質問書を提出しています。8月10日に1度目の質問書を、11月12日に2度目の質問書を教育委員会に提出いたしました。

2度目の質問書の回答が12月14日に届きました。今回提出した質問書はその回答に対するものです。

また、1月17日に那須雪崩事故の検証委員の一人であった長野県立高校の顧問教員が、長野県の指針に違反して無審査で雪がある山への登山を実施したことが発覚しましたので、関連する質問も追加しています。

回答に対して感じること

回答の内容に対して言いたいことはたくさんありますが、内容よりもまず質問に対して誠実に答えようとしない栃木県教育委員会の姿勢に憤りを感じます。質問の意図をはぐらかすような回答が多く、事故に向き合っているとは思えません。納得できる回答ではありません。
 
事故で息子たちを死に追いやっただけではなく、その誠実さに欠ける態度は死んだ息子たちをバカにするように感じられ、さらに私たち遺族を苦しめます。
 
事故に向き合うことなく質問をはぐらかすその態度は、子どもたちの模範となるべき教員や教育委員会がとる態度なのでしょうか。教職員の皆さんはこのような誠実さに欠ける組織の下で働いていて疑問を持たないものなのでしょうか。満足なのでしょうか。
 
自分たちの立場やプライドを守ることがそれほどまで重要なことなのでしょうか。
私たちを苦しめてまで守ろうしているものは一体なんなのでしょうか。
 
残念でなりません。
 

回答書ファイル

栃木県教育委員会から届いた回答書のPDFファイルです。

質問書ファイル

1月20日に提出した質問書です。回答と併せてご覧ください。

 


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