遺族は納得していません。 通知が守られず事故が発生したこと、それが問題視されていないこと、そこに対策がないまま再発防止策が作られること。

とちぎモデル とは?

高校山岳部の在り方を変える安全施策「とちぎモデル」を再度提案いたします。
内容は以前こちらで述べている通りのものですが、今回はその内容を動画として公開いたしました。

以下の動画をご覧ください。

とちぎモデルとは?

「とちぎモデル」とは那須雪崩事故の遺族が提案した高校生の登山の安全に関する施策の総称です。

場当たり的でツギハギだらけの対策ではなく、根本的に高校山岳部の在り方を変えるほどの施策をとの願いを込めています。

2020年2月に開催された2月17日に栃木県で開催された「令和元年度第2回高校生の登山のあり方等に関する検討委員会」の場において那須雪崩事故の遺族から提案させていただきました。


コメント

  1. 大江隆夫 より:

    「とちぎモデル」に賛意を表するものですが、外部の登山専門家(資格を持ったガイドなど)からアドバイスを受けたり、あるいは実際の登山に同行するような場合、彼らに支払う費用の負担についてはどのように考えられますか。
    費用負担の方法が「とちぎモデル」の鍵になると思います。無償のボランティアでは継続は難しいと思います。

    • 御GU 父 より:

      費用については議論すべき課題です。
      登山に同行する外部人材は当然無償のボランティアではなく、相応の料金を支払うべきです。

      個人的考えを述べさせていただくと、私はその費用は保護者が支払うべきだと考えています。
      参加人数で頭割りして支払えばそれほどの額にはならないのではないかと思いますし、登山の頻度もそれほど多くはないはずなので、負担する額が他の部活動と比較して突出することにはならないはずです。

      また、県教委とこの点について議論したことがあります。
      彼らの考えでは登山に同行する登山アドバイザーは教員がすべき仕事を補助しているのだから県教委が出すべきだとの意見でした。実際、現在栃木県の高校山岳部で運用されている登山アドバイザーへの謝金は県教委から支払われています。

      県や県教委はこれだけの事故を起こしてなお学校での登山活動を継続するという決断を下したのですから、県教委が金銭的にも責任をもって支払うという選択もありかとも思います。ただし、同行する登山アドバイザーの資格や要件を決定する権限を持っているのも県教委なので、予算を出し渋るがために登山アドバイザーの同行を認めなかったり、料金の安い資格をもたないいい加減な登山者をあてがったりする懸念があります。この場合はそうならないためのルール作りと監視が必要です。

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